海外体験記 vol. 31
初めてのマカオで、歴史を感じながらご当地グルメを堪能!
まず最初にご紹介する絶品マカオグルメは、ワインによく合うポルトガル料理。
香港在住の友人に、夕飯はポルトガル料理がいいよ!と言われたときは、「マカオでポルトガル料理…?」と不思議に思いましたが、
かつてポルトガルが多くの植民地を持っていた時代にマカオもその植民地の1つであったため、ポルトガル料理がマカオの食文化に根付き、 今も多くの人々に親しまれているそうです。
日本から一緒に来た友人と2人で、ひと通りマカオ観光を楽しんだ後、
香港在住の友人おすすめのレストラン「A LORCHA」に予約の電話をしたところ祝日でお店が閉まっていることが判明。
A LORCHAのイワシは絶品!と聞いていたので一緒にいた友人と2人でとてもショックを受けましたが、 もう1つ教えてもらっていた「LITORAL」に電話。
こちらはガイドブックにもよく載っている有名店で、週末は予約必須とのことでしたが
すぐに女性スタッフが電話に出てくださり、幸運にも当日の予約を取ることが出来ました。
LITORALは2番目の候補だったため、おすすめ料理を聞いていなかったのですが
イモトのWiFiを使って調べてみたところ、アフリカンチキンとシュリンプの美味しそうな写真を多く目にしたので この2つとシーザーサラダを注文することに。
レストランで渡されるメニューには、料理の写真は載っていませんでしたがインターネットで写真を見る限り、
どの料理も明らかに量が多いことが予想されたので、
アフリカンチキンはハーフ、シュリンプも1人前の4匹でオーダー。
…したつもりが、シュリンプはなぜか8匹入っており、英語力不足を痛感。
飲み物は、こちらも香港在住の友人から
ポルトガルの伝統的なアルコール=ワインと教えてもらっていたので 普段はビール派の私ですが、ここではお肉に合う赤ワインを注文しました。
まずはシーザーサラダがテーブルに。
数種類あるサラダの中から、このシーザーサラダにだけ店名である「LITORAL」がついていたため注文したのですが、
この「LITORAL CAESAR’S SALAD」が大正解!
新鮮な野菜の上に、生ハム、タマゴ、オリーブ、ピクルス、サーモン、チーズと私の大好きなものがいっぱい!
別添えのシーザードレッシングを好きなだけかけていただきました。
いつか、どこかで誰かに教えてもらった、
「迷ったときは店名が付いている料理を頼めば間違いない!」という言葉をふとマカオで思い出してよかったです。
サラダの上の生ハムやチーズを軽いおつまみに、赤ワインを楽しんでいると
間もなくアフリカンチキンとシュリンプが立て続けに届きました。
アフリカンチキンは、「大航海時代、ポルトガル人がアフリカの鶏料理に マカオまでの航路で得たスパイスを加えたマカオならではの料理」
という情報を事前にインターネットで見ていたので、とても楽しみにしていた一品!
よく焼けた柔らかくてジューシーなチキンに、スパイスがピリッと効いていますが
ピリ辛…?と思うときには絶妙な味に変化して、食がどんどん進む味です。
使用している数種類のスパイスの中にはカレーのスパイスも含まれており
日本人にも親しみのあるカレー味のピリ辛チキン、と説明すれば誰でも一度は食べてみたくなるのでは…?
残ったソースは、初めに出されるパンにつけて綺麗に食べ尽くしましょう。笑
また、このアフリカンチキンの隣に添えられている輪切りのポテトも絶品。
私はステーキの横に添えられているような野菜のグラッセが得意ではないので 恐る恐る手を付けましたが、付け合せにするにはもったいないくらい美味しかったです!
ガーリック・シュリンプも、新鮮なエビを使用しているのが私のような素人にもわかるくらいぷりぷり!
美味しくないわけがなく、頼み過ぎたと思っていた8匹のエビを、2人であっという間に食べ尽くしました。
あまりにもすべての料理が美味しいレストランで、すっかりお気に入りになってしまい
次にいつ来られるかもわからないのに、帰りのフェリーではイモトのWiFiで再び「LITORAL マカオ」と検索する私。
すると、今回食べられなかったメニューで美味しそうな料理がいくつも出てきて
さらにはマカオ名物のデザート「サラデュラ」というものがあったことを知り
美味しい料理に大満足…!していた帰りの道からまたすぐマカオに戻りたくなってしまいました。
有名店のため、タクシーに乗って「Restaurante LITORAL」と言えば 運転手さんがすぐに連れて行ってくれます。
これからマカオにご渡航予定の方、初めてのマカオでの夕食に「LITORAL」おすすめです!
【Restaurante LITORALの場所はこちら】
最後に、LITORALではデザートを食べられなかった…と言いつつも
当然、マカオ散策中は、香港・マカオ名物のスイーツを見つけては食べ歩いていた私たち。
世界遺産を巡っているとき、道の両端のいたるところで販売されている「エッグタルト」は 1つ10HKD程度で購入でき、食べ歩きには最適のご当地スイーツ。
香港・マカオ以外に、台湾の街中でも見かけたことがありますが、
実はこのエッグタルトも元々はポルトガルのお菓子だそうです。
外側はサクサクのパイ生地ですが、中には卵を使ったプリンのようなクリームがたっぷりで サクサク、とろとろの食感が一度食べると病みつきに!
お店によって値段はそれぞれなので、12HKDで購入し食べ歩いていると 8HKDで売っているお店を発見して「こっちの方が安かったのに~」ということもありますが、
基本的にどのお店で食べても”サクとろ”のエッグタルトが食べられるので、
街歩きで疲れたときの糖分補給にぴったりです☆
もう1つ、香港最大のスイーツチェーン店「許留山」をマカオでも発見したためこちらも散策中に飲み歩きしようと入店。
新鮮なマンゴーを使用したデザートやドリンクが多いスイーツ店ですが、
マンゴー以外のフルーツを使ったメニューも豊富で、毎回どれにしようか悩みます。
そして、「ドリンク」と言ってもただのフルーツジュースではなく、
カットしたフルーツやタピオカ、白玉などがトッピングされたドリンクがたくさんあり
何度通ってもメニューに飽きることはありません!
日本の真夏のように暑かったマカオですが、許留山のマンゴードリンクでクールダウン出来ました。
マカオにあるのはまだ2店舗のみですが、香港には50店舗ほどありどこに行っても看板を発見することが出来るので、
香港・マカオで一息つきたいときにはぜひ「許留山」のスイーツに挑戦してみてください!