海外体験記 vol. 30
カジノ以外の魅力も満載！世界遺産を巡る旅 in マカオ！
マカオといえばカジノのイメージが強く、それ以外でマカオに関する知識をほとんど持ち合わせていなかった私ですが、
香港からマカオは日帰り出来るという情報を入手し香港旅行の中日でマカオに訪れてみることにしました。
香港からマカオへは、フェリーまたはヘリコプターを使いますが、
私は一般的であるフェリーを使ってマカオへ向かいました。
フェリー乗り場でマカオ行きのチケットを買い、
真っ赤なフェリーへと乗り込みます。
料金は、片道159HKD、乗船時間は約1時間。
この2階建てのフェリーは、15分おきに出航していますが、
私が乗船した時は行きも帰りもほぼ満席で、マカオの人気ぶりを感じました。
乗船後、最初は海の上から見る香港の景色を楽しんでいましたが
船に揺られているうちに少し眠ってしまい、周りのざわざわする音で目覚めると
もうマカオに到着していて、周りのお客さんがみんな下船の準備をしていてびっくり。
本当に「あっ」という間に到着しました。
マカオに到着し、まず向かったのは
マカオの世界遺産観光の中心である「セナド広場」。
セナド広場にはタクシーで向かいました。
私が訪れた時は、ちょうど「国慶節」の前日だったので、
広場の周りはお祭りの準備が進んでおり、建国65周年を記念した装飾がいたるところにほどこされて、とても賑やかでした。
【セナド広場の場所はこちら】
セナド広場の次は、マカオにある33の世界遺産の中でも私が最も見たかった「聖ポール天主堂跡」へ。
気温30度越えのマカオは、真夏のように暑く、汗だくで聖ポール天主堂跡までの階段を上ります。
聖ポール天主堂跡は、建物のほとんどが火災による消失で失われているため
現在は建物の正面部分しか残っておらず、横から見るととても薄い建物ですが
正面だけでもその美しさは圧倒的で、入口をくぐれば
天主堂の中に入れてしまうのではないかと思ってしまいます。
歴史的建造物の偉大さを改めて感じながら、お次は天主堂の右手の森の中を歩きます。
こちらも汗だくになること必至ですが、登りきると「モンテの砦」が！
小高い丘に、いくつも大砲台が並んでおり、その脇からマカオ市内を一望することが出来ます。
天気がいい日は見晴らしも最高！ここまで登ってきてよかった！と思う瞬間です。
そしてここで「写真を撮ってください」と流ちょうな日本語で話しかけてくれた外国人と仲良くなり
出身地や職業など、お互いのことを話しているうちに判明したのですが、
なんとこの「モンテの砦」へは、天主堂の左にある「マカオ博物館」の入口からエスカレーターで簡単に上って来られるとのこと。
あんなに汗だくになって上ってきたのに…と私があからさまに落胆していると、
仲良くなった外国人も、近くにいた警備員のおじさんも「You’re a good challenger!」と
笑いながら励ましてくれました。
苦労して来たからこそ得られることもあったし、
このことがなければ他人だったこの人たちと笑いあえることもなかったのかも、と
前向きな気持ちになることが出来ました！
そしてこういうちょっとした出会いこそが、
私をまた旅行に行きたいと思わせる旅の醍醐味でもあります。
これからもしマカオで「モンテの砦」に行く方がいらっしゃれば、
猛暑の日でも、ぜひ右側のルートから行くことをおすすめします！笑
【聖ポール天主堂跡の場所はこちら】
まだまだ私のマカオ旅は続きますが…最後に、注意事項！
マカオは香港から気軽に行くことが出来ますが、出入国時は「パスポート」が必須です。
フェリーターミナルのイミグレーションで必ず提出する必要があり、
万が一忘れてしまうと出入国出来ませんので、出発前にはパスポートの確認をお忘れなく！
また、これは現地に住んでいる友人から事前に教えてもらっていたのですが
マカオから香港へ帰るときのフェリーのチケットは、マカオ到着後に購入しておくのがベスト、とのこと。
先に購入していないと、ちょうどいい時間帯のチケットをダフ屋に買い占められてしまい、
長時間フェリーを待つか、ダフ屋から割高の値段で買わなければいけなくなることもあるそうです。
私も教えてもらった通り、マカオに到着した後すぐに帰りのチケットを購入し、
帰りのフェリーの時間までのスケジュールをしっかり立てておいたため、
めいっぱいマカオを楽しむことが出来ました…！
ちなみに、私は今回の香港旅行で、マカオに行くかどうか直前まで悩んでいたので
イモトのWiFiをレンタルするときは、念のため「香港」「マカオ」の2カ国で申込んでいました。
結果、香港とマカオの両国でいつでもどこでもインターネットに接続することが出来、
初めてのマカオを安心して旅することが出来ました☆
