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海外体験記 vol. 23
一期一会の出会いがたくさん!世界で一番大好きなNEW YORK!

今回の体験記は、私がこれまで旅行した場所の中で一番大好きな街アメリカ・ニューヨーク!!

以前の海外旅行体験記で、ニューヨークのおすすめハンバーガー屋さん「Burger joint」を紹介してくれたゴーさんもニューヨーク好きなので、
社内で顔を合わすたびに、NYのここが好き、このお店が美味しい、NYに住みたい!!というような会話をしています。笑

ニューヨークを旅行した間、私がずっと思っていたこと。

それは、どこに行ってもニューヨーカーは本当にみんなやさしいということ!!!

例えば、ニューアーク・リバティー空港からマンハッタンへ向かうバスの中で私が買ったばかりのiPhoneの操作に苦戦していると、
後ろの席から声をかけてくれた若い男の人。
初めてのニューヨーク1人旅で緊張している私に、iPhoneの操作方法だけでなく
ニューヨークの見どころ、おすすめのお店、気を付けた方がいいこと…まで教えてくれて
最後には、「またニューヨークで会ったら、今度はぼくのともだちもみんなで一緒に遊ぼう!」
と言ってくれました。
おかげでマンハッタンまでの時間はあっという間。
特に連絡先を交換するわけでもなく、バスを降りて握手をしてすぐにお別れでしたが
私にとって忘れられない出会いとなりました。

マンハッタンへ向かうバス
さらに、私が重たいキャリーケースを持ってニューヨークの地下鉄から地上への階段を登っていると、
うしろから「May I help you?」と言って荷物を持ってくれたおじさん。

ガイドブックの地図を見ながら立ち止まっていると、
「Where are you going?」と一緒に地図を見て道を教えてくれたサラリーマン。

初めてのブロードウェイミュージカルに感動して思わず泣いてしまった私に
そっとハンカチを差し出してくれた隣の席のおばさん。

…と、私のこれまでの1人旅の中で、見ず知らずの私にここまで優しくしてくれる人が多かったのは
断トツでニューヨーク!と言えるくらい、人の優しさに溢れた街でした。

反対に、ニューヨークのスーパーやコンビニの店員さんは日本人の私からすると、
あまり愛想がよくないし、接客よりも他の店員さんとの世間話で盛り上がっているし…
ちょっと冷たくない?!という印象でした。
その中でも、あるスーパーでちょっと小物を購入した際に、
レジ袋が必要か聞かれたので、「YES」と答えると
隣の店員さんと話をしながらチッと舌打ちをされた(ような気がした)のですが、
お釣りを渡されたときに、私の手をつかんで
「このネイルどこでやったの?可愛いね!!」
といきなりハイテンションに…!
その時は「さっきまで無愛想だったのに…」ととても驚きましたが、
後日アメリカ人の友だちにこの話をしたところ、
「アメリカ人は他人には興味がないけど自分の興味があることには素直だから!」と言われたことを覚えています。

私の海外旅行はほとんど1人旅なので、誰かと話をすることはそれほど多くないですが
ニューヨークでは、このように本当にたくさんの人と出会い、話をする機会がありました。
ニューヨークを代表するビル「エンパイア・ステート・ビルディング」では、
エンパイア・ステート・ビルディング
展望台からニューヨークの街並みを眺めて写真を撮っているときに、
「写真撮りましょうか」と、ロシア人の警備員のおじさんが話しかけてくれました。
周りは家族連れやカップルが多く、1人で展望台にいたのは私だけだったので、
ニューヨークの街並みと一緒に写真撮ってあげるよ、と言われて嬉しかったです。
エンパイア・ステート・ビルディング展望台からの眺め
写真を撮ってもらったあとも、どこから来たの?と尋ねられ、
それからお互いの国の話や、おじさんのニューヨークでの生活のこと、
同時多発テロのときの様子など、以前からの知り合いのように、色々な話をしました。
「また絶対来ます!」と言って別れてから3年以上経ってしまいましたが
いつかまた私がニューヨークに行ったときも、ビルの警備員をしていたら
以前からの知り合いのように「ひさしぶり」と話が出来る気がします。

もう1つ、私が忘れられないニューヨークでの出会い。
それは、マンハッタンにある老舗ベーグルショップ
「Ess-a-Bagel(エッサベーグル)」の店員さん。
Ess-a-Bageの外観
私が宿泊していたホテルから近かったため、朝ごはんを食べようと軽い気持ちで立ち寄ったのですが
行列が出来る超人気店だけあって、ベーグルはもちもちで噛みごたえ抜群!
ベーグルの種類だけでなく、サイドメニューやベーグルに挟むクリームの種類も豊富で
Ess-a-Bageのクリーム
私は結局ニューヨーク滞在中、朝ごはんは毎日エッサベーグルに通いました。
毎日通ってしまった理由は、もちろんベーグルが美味しいというのもありますが
ここの店員さんはみなさん陽気でフレンドリーでとても親切!
「コンニチハ」「アリガトウ」と片言の日本語を話せる店員さんもいて
私は片言の英語、店員さんは片言の日本語で毎日何でもない話をするのがとても楽しかったです。
そんな毎日通っていたエッサベーグルで私がおすすめするメニューはプンパーニッケル。
見た目は真っ黒のベーグルで、「プンパーニッケル」という単語を知らなかったため
チョコかココアのベーグルなのかな、と思っていましたが
行列に並んでいる間に、イモトのWiFiを使って調べると…
ライ麦とキャラウェイシードを使ったベーグルだということがわかり、早速注文。
私はこのプンパーニッケルに、定番のサーモンクリームチーズを挟んだベーグルがお気に入り!
たまには違う組み合わせのベーグルを食べようかな…とも考えましたが
一度食べたものは飽きるまで食べてしまうタイプの私は、この組み合わせを変えることは出来ず。
他のクリームも挑戦してみたいな、というときは、
ベーグルとは別に、クリームのみを小さなカップに入れたものを購入して味見していました。
そしてニューヨーク最終日。
この日も最後の朝ごはんを食べようと行列に並んでいると、レジにいた店員さんが
「毎日来ているよね」と話しかけてくれたので、
「今日日本に帰るの」と言うと
じゃあこれをお土産に、とお店に飾ってあったぬいぐるみをプレゼントしてくれました。
Ess-a-Bageでもらったぬいぐるみ
「次にニューヨークに来るときにも、ちゃんと連れてきてね」と言われたので、
今でもそのぬいぐるみは大切にうちに飾ってあります。
いつかまたニューヨークに行くときのために…。

お店は早朝から開いているので、通勤途中のアメリカ人に紛れて店内で食べるのもよし、
近くのセントラルパークまで歩いてピクニック気分で食べるのもよし、
もちろんレジ近くの席に座って、店員さんとおしゃべりをしながら食べるのもよし…!なおすすめのお店です。

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